プロバスケットボールBリーグ2部(B2)東地区4位の青森ワッツは第30節第2日の7日、静岡市中央体育館で西地区5位のベルテックス静岡と対戦。徐々にギアを上げたワッツが96-79で快勝し、Bリーグ発足後では2季連続2度目のプレーオフ(PO)進出を決めた。ワッツの今季通算成績は29勝27敗。東地区の順位に変動はない。
この日「8点差以上での勝利」がPO進出条件だったワッツは第1クオーター(Q)、ミスで相手に攻撃が移るターンオーバーを連発するもPFアウダ、SF・PFハミルトンらを中心に加点して、前日敗れた相手と互角の戦いを繰り広げた。
第2Qは序盤からPG・SG寺嶋(弘前市出身)の3点シュートなどで9点のラン(連続得点)をつくると勢いは止まらず、内外から効果的にシュートを決めてリードを広げた。
14点リードで迎えた最終第4Qも主将PG會田やハミルトンらのシュートがさえ渡り、最後まで危なげない試合運びを見せた。
この日は東地区3位の山形もPO進出が決定。POは5月3日から7日までの間に2戦先勝方式で準々決勝(1回戦)が行われる。ワッツの対戦相手は今季の順位によって決まり、現時点では西地区を制した滋賀か同地区2位の福岡が有力視されている。