中国国家外貨管理局。(資料写真、北京=新華社記者/劉開雄)
【新華社北京4月8日】中国国家外貨管理局が7日に発表した3月末時点の外貨準備高は3兆2457億ドル(1ドル=約152円)で、2月末から198億ドル(0.6%)増加した。
同局の担当者によると、3月はドル指数が上昇し、世界の金融資産価格は全体的に上った。為替換算や資産価格の変動などの要因が総合的に作用し、外貨準備高の増加をもたらした。
担当者は「中国経済の回復して上向く基調が固まり、長期的に上向くファンダメンタルズ(基礎的条件)が変わらず、外貨準備高の基本的な安定を支えていく」との見方を示した。