今永昇太、124年間で球団最長の快挙「10」 雨天降板の不運も…堂々のメジャー1位

ドジャース戦に先発したカブス・今永昇太【写真:ロイター】

メジャー最初の2登板で得点を許さなかった球団最長イニングを記録した

■カブス 8ー1 ドジャース(日本時間8日・シカゴ)

カブスの今永昇太投手は7日(日本時間8日)、本拠地で行われたドジャース戦に先発し、4回無失点の好投も雨天中断の影響で降板となった。しかし、メジャー初登板初勝利をマークした前回から無失点を継続しており、地元放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」でレポーターを務めるトニー・アンドラッキ氏は、124年で球団最長の記録を紹介した。

直球が冴え、4回まで2安打3奪三振無失点の快投。2回から雨が強くなってグラウンドコンディションが悪い中での投球となったが、3回には6球、4回には4球で3者凡退に打ち取った。打線が4回途中までに6点のリードを奪ったが、2時間以上中断となり、試合が再開されるも勝ち投手の権利に届かず降板となった。

同放送局はX(旧ツイッター)に今永の記録を投稿。「(1901年以降で)メジャーリーグでの最初の2登板で(相手の)得点を許さなかった最長イニングを記録しているカブス投手」と言及した。今永は10イニング連続無失点。1973年に8回1/3を無失点のレイ・バリス、2023年に9回無失点のハビアー・アサドを上回った。

メジャー初登板からいまだ無失点を継続しているため、防御率も当然ながら0.00でトップタイだ。規定投球回を消化している投手の中で防御率0.00は、今永を含め7人だけ。1日(同2日)にノーヒッターを達成したアストロズのロネル・ブランコ投手、ヤンキースのマーカス・ストローマン投手らと並んでいる。(Full-Count編集部)

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