「春の火災予防運動」青森市で出動式 青森消防本部管内で前年11人死亡 住宅用火災警報器設置などを呼び掛け

「春の火災予防運動」が始まり、青森市では、パトロールの出動式が行われました。

【坂本庸明記者】
「手元の湿度計では、きょうも非常に乾燥していることが分かります。そんな中、春の火災予防運動が始まりました」

青森市で行われた出動式では、消防隊員34人が西市長の号令で消防車両に乗り込み、パトロールに向かいました。

青森市と東津軽郡4町村を管轄する青森消防本部管内では、2024年に入ってから20件の火災が発生し、2人が亡くなっています。

また、2023年では11人が亡くなっています。

【青森消防本部予防課 久保田守昭課長】
「県内でも火災が発生しておりますので、この機会に火の用心について考えていただいて、火の取り扱いをしっかりしていただきたい」

「春の火災予防運動」は、住宅用火災警報器の設置の推進などを重点項目に、14日まで行われます。

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