“紅こうじ”サプリ被害 都内で46件に 今後は週ごとに公表

小林製薬の「紅こうじ」サプリメントをめぐる問題について、小池知事は4月5日の定例会見で、都内の被害件数がこれまで46件にのぼっていると明らかにしました。

都の保健所の調査によりますと、紅こうじ成分を含むサプリメントが原因と見られる腎障害などの健康被害の件数は4月3日時点で46件で、死者はいないということです。

そして小池知事は今後、被害件数を週ごとに公開すると発表しました。

また、各地域の保健所と連携し、都内のスーパーやドラッグストアなど、約2000施設に回収指導を行っているほか、利用者に対しては、事業者が実施する返品対応への誘導を引き続き行っていくということです。

被害が拡大し対応が求められている中、小林製薬は返品対応について、これまでの電話受付に加え、4月5日には新たにインターネットからの受付も開始しています。

© TOKYO MX