ムロツヨシが「だれかtoなかい」新MCに決定。中居正広とのタッグに緊張するも「“正広”って呼び捨てでいきます」

ムロツヨシが、フジテレビ系のトークバラエティー「だれかtoなかい」(日曜午後9:00)で新しい“だれか”として、4月14日からMC・中居正広とタッグを組むことが発表された。

毎回2人の豪華ゲストを招き、ほかでは決して見られない“マッチングトーク”を展開する「だれかtoなかい」。MCとして登場する初回オープニングでは、ムロが1人、緊張の面持ちでスタジオに現れた。深々とおじぎをし「しびれます…」と神妙に話し始める。その後、思い描いていたのとは全く違う展開に戸惑うムロと、予想のつかない展開が楽しくて仕方ない中居の距離は、近づいたり遠のいたり、楽しさ満点のトークが展開する。さらに、ムロがMCに就任するまでの経緯を明かすほか、中居は新MCのムロに期待していることを伝える。

初収録を終えたムロは「何が何だか分からないですけど、とにかく楽しい時間でした。あと、オープニングで1人で出ていく時のあの緊張は、自分の人生のランキングでも、かなり上位に入ると思います(笑)」と率直な心境を吐露。中居と共演した感想については、「本当に優しい方だなと思います。僕が仕切らなきゃいけない時も、さりげなくフォローしてくれたり、僕がやるまでしっかり待ってくれたりして、とてもありがたいなと」と感謝した。

続けて「僕はかつて、SMAPさんのコンサート会場を設営していた男ですから(笑)。あのヘルメットをかぶったバイトくんが、ここまではい上がってきたわけですから、やるからには、しっかり中居さんとけんかして、そして仲直りをして、というのを繰り返しながら、番組を作れたらなと思っております! これからは、“正広”と呼び捨てでいきますよ!(笑)」と気合十分。

また、MCのオファーを受けた理由を「声をかけていただいた以上、“これは逃げるわけにはいかないぞ”と。それしかなかったですね。迷っている余裕もなかったです。もうやるしかない、という思いで、今日この場に立たせていただいております」と告白。

加えて「自分らしさは、まだ出せていないかもしれませんね。僕は、ニノ(これまでMCを務めていた二宮和也)ほどの落ち着きもありませんし(笑)。ただがむしゃらに、必死こいて、空回りも含めてやっていくしかないのかなと。で、その姿を皆さんが見た時に、どこかに僕らしさが出ていればいいなと思います」と抱負を述べている。

4月14日放送回では、舞台・映像の両ジャンルで実力派俳優として活躍し続ける、吉田鋼太郎高畑充希が出演する。

中居いわく「“ザ・俳優”なお2人」のマッチングトークが実現。スタジオには、ムロとは長年の付き合いで、中居に対しても好感を持っているという吉田がまず登場し、3人で話し始める。MCの2人が吉田の俳優としての魅力を探るほか、プライベートでは3歳の娘の父親である吉田と、現在独身の中居とムロが、それぞれの結婚観を語る一幕も。ここで中居の好きな女性のタイプも明らかになる。

その後、吉田から「なんでも話せる友だちの1人です」との紹介を受けて、高畑がスタジオ入り。10年ほど前にドラマで共演して以来、たちまち意気投合したという吉田と高畑は、お互いに「こうたろう」「みつき」と呼び合う仲とのこと。そんな2人に、中居が羨望(せんぼう)のまなざしを向けていると、ムロと高畑も親友同士であることが分かり、意外なエピソードの数々が語られる。それに対する中居と吉田のリアクションも必見だ。

トークはさらに盛り上がり、俳優にとっての「舞台」と「映像」の違い、吉田も高畑も関わりの深い演出家・蜷川幸雄さんとの思い出など、まさしく“ザ・俳優”ならではのクロストークが展開する。吉田と高畑それぞれが「今一番憧れる、気になる俳優」も発表。意外な名前も飛び出し、中居とムロは驚きつつも大いに納得。そこから話が発展し、高畑が「今日お話していて、中居さんってすごいなと思いました」と言い出し…!? 衝撃の発言に、スタジオ騒然となる。

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