見上愛主演&松居大悟監督作映画『不死身ラヴァーズ』、佐藤寛太が5役を演じ分ける新規場面写真公開

松居大悟監督最新作のラヴ・ストーリー『不死身ラヴァーズ』が、5月10日(金)より東京・テアトル新宿ほかにて全国ロードショー。この度、佐藤寛太が5役を演じ分けた様々な甲野じゅんの場面写真5点が公開されています。

原作は、構想に10年かけ長きに渡り、「諦めることができなかった」と松居大悟監督を魅了した高木ユーナ著の漫画『不死身ラヴァーズ』(講談社『別冊少年マガジン』所載)。主人公・長谷部りのを本作が初の映画単独主演となる見上愛が飾り、りのの運命の相手役の甲野じゅんを佐藤寛太が務めます。

公開された場面写真は、長谷部りの(見上愛)が、運命の相手だと信じるさまざまな甲野じゅん(佐藤寛太)の姿。劇中で何度も姿を変えて、りのの前に現れます。中学生の、思春期ならではの尖った表情から、ギターを抱え、サブカルな雰囲気漂う姿、車椅子に乗った青年の姿やクリーニング屋で見せる朗らかな表情まで、佐藤が見事に演じ分けています。その中でも注目が大学生のじゅん。大粒の涙をこぼしながら不穏な表情で見つめる姿には、一体どんな心理が隠れているのか……?今作の物語が大きく動く、キーになる場面写真です。

この「5人の甲野じゅん」の演じ分けについて、佐藤は「自分がもしこう進んでいたら、こうなっているのかな、という延長で役を作っていった」と語ります。しかし今回の役は「演じていて割と不安になってしまいがちな役だった」そうで、松居監督に都度相談していたとのこと。そうしたコミュニケーションを重ね、「演じてみて、大きく『違う』と言われたこともなく、割と自由に任せてもらった印象です。ちゃんと見ていてくれているんだというような、安心感を常に与えてくれました」と松居監督の印象を語っています。さらに主演の見上にも助けられたようで、「りのから来るエネルギーがすごいから、あまり小難しく考えるよりも、彼女とその日をどう向き合うかを大切にしました」と振り返っています。

さらに、完成した作品を観た時の自身の演技について「ダサかった」と振り返る佐藤。「あまりにも素で“自分”過ぎたのかな?とにかくもうダサいし、『このアドリブつまんねえよ、お前』とか思いながら。いつも自分の芝居を反省しながら観る部分はありますが、いつもよりも自分過ぎたんでしょうね」と語ります。佐藤の素の演技にも注目です。

©2024「不死身ラヴァーズ」製作委員会 ©️高木ユーナ/講談社

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