所ジョージ 長野県で“湖底”に沈めて熟成させる日本酒を探すと、さらに気になる熟成酒が…

番組MCの所ジョージが4月3日放送の『1億人の大質問!?笑ってコラえて!春祭り!めったにやらない企画が目白押しスペシャル』で、ダーツの旅を満喫。

今回、ダーツの矢が刺さったのは長野県小海町。所がやってきたのは、町内随一の観光スポット、松原湖。童謡『北風小僧の寒太郎』がモチーフになった湖だという。氷と雪に覆われた湖面を横目に、所は歩いて町民を探すも、観光客はおろか、人っ子一人見当たらない。「これ冬、閉鎖なんじゃないの?」と不安げな表情であたりを見回すと、「あ、お店の方かな」とコテージの前にいる町人を発見。

早速、コテージのオーナーに所は「小海町のイイところをお願いします」と話をふると「『湖底浪漫(こていろまん)』っていうお酒で、松原湖の湖底に冬の間沈めておいて、春になったら引き揚げる」名物のお酒があるという。すると所は「引っ張りたてを飲みたいね!」と言うと「(引き揚げは)4月の中旬」だとオーナーは説明。春になるまで飲めないお酒だという。湖底浪漫は松原湖が凍結する冬の期間中、水深8mの湖底に沈め、じっくり低温熟成させる。今期は約650本を熟成中。数が少なく市場にほとんど出回らないことから“幻の酒”と言われている。

所は飲めないと知り悔しがると、オーナーは「あともう1本あって、氷室貯蔵っていうのがありまして」と言うと、かつて松原湖の天然氷を貯蔵していた氷室(ひむろ)に入れ、熟成させたお酒があるという。いま手に入るお酒があると知った所は「じゃあ、氷室シリーズいこうよ!」と浮かれ出すと「じゃあ今宵は氷室で宴じゃ!」と喜んだ。

そして向かったのは、お隣の佐久穂町。所は「ホントはね、小海町から出ちゃいけないんだけど。しょうがない」とルンルン気分でお酒を求めて黒澤酒造へ。棚いっぱいに日本酒が並んだ店内に入ると「なんだよ!もう幸せ…幸せの倉庫じゃない!」とニヤニヤが止まらない様子。

さらに、湖底に沈める前の『湖底浪漫』の原酒を、特別に試飲させてもらえることに。まずは、今シーズン最初につくった、しぼりたての新酒を一口味わうと「う~ん、おいしいね!ベタベタしないね!」「コレ湖に沈めなくてもイイんじゃない?」と絶賛。

最後は、純米吟醸酒をゆっくり味わいながら「あっ、コレはまろやかな感じ」と満足そうにつぶやくと「今日は僕ね…粘りっこい方にいって、最後コッチで…焼酎に入れ替わるから」と一通り試飲した酒を指さしながら、今晩飲むお酒の順番を説明。最後、「焼酎もありますので」とすすめられると「あるの?やったね。じゃあ、コレを買って帰りましょう」と所は大満足な様子で初日のロケを締めくくった。

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写真提供:(C)日テレ

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