カブス・鈴木誠也がリーグ2位タイの12打点目 3打数無安打も犠飛でチームの勝利に貢献

カブス・鈴木誠也(左)とドジャース・大谷翔平(ロイター=USA TODAY Sports)

カブス・鈴木誠也外野手(29)が着々と打点を積み上げている。7日(日本時間8日)に本拠地リグリー・フィールドで行われたドジャース戦に「2番・右翼」で先発出場。3打数無安打ながら犠飛で1打点をマークし、チームの8―1の勝利に貢献した。

初回の第1打席は相手先発・ストーンの前に空振り三振に倒れたが、2回一死一、三塁の好機できっちりと左犠飛を放ち、先発した今永昇太投手(30)を援護。これで今季12打点目となり、リーグ2位タイに躍り出た。

4回の第3打席は死球を受けて出塁し、7試合連続出塁を決めた。6回の第4打席は空振り三振、8回の第5打席は二飛に倒れ、打率は2割8分6厘となった。

カブスは、タレント豊富な強敵ドジャースを相手に今カードは2勝1敗と勝ち越しに成功。この日は先発した今永に勝ち負けこそつかなかったが、4回2安打無失点、12奪三振の好投を披露し、ドジャースの大谷翔平投手(29)は今季初の三塁打、適時二塁打を含むマルチ安打をマークし、前日6日には山本由伸投手(25)が先発してMLB初勝利をマーク。日本人選手同士が激突する注目の3連戦を終え、カブスのカウンセル監督は「世界のトップ選手が同じフィールドで戦うのは素晴らしいこと」とたたえた。

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