期待や目標を胸に新学年スタート 岡山県内公立小中511校 始業式

新しい教科書を受け取る児童たち=岡山市立大野小

 岡山、倉敷、津山市など岡山県内27市町村の公立小中学校511校で8日、始業式があった。春休みを終えて進級した児童生徒は、それぞれ期待や目標を胸に新しい学年をスタートさせた。

 岡山市立大野小(同市北区大安寺南町)は体育館で式を行い、2~6年生約370人が出席した。山田素道校長は「みんなで力を合わせて賢く、優しく、たくましい学校にしていこう」とあいさつ。児童代表で6年の2人が登壇し、池田宗一郎君(11)は「最高学年として下級生の手本になる行動を心がける」、平野獅人君(11)は「学校のリーダーになる学年なので人に優しく接したい」と意気込みを披露した。

 式後、3年生の教室では担任の角田佳奈講師から新しい教科書を一人ずつ受け取った。高島春雛さん(8)は「新しい教科書でやる気が高まった。苦手な算数を頑張りたい」と話した。

始業式で新学期への意気込みを発表する池田君(左)と平野君=岡山市立大野小

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