ACIDMANの書き下ろし楽曲「白と黒」が向井理主演「ダブルチート 偽りの警官」の主題歌に

テレ東系で4月26日からスタートする「テレビ東京×WOWOW共同製作連続ドラマ ダブルチート 偽りの警官 Season1」(金曜午後8:00)の主題歌が、ACIDMANがドラマのために書き下ろした「白と黒」に決定した。

「ダブルチート 偽りの警官」は、主人公・多家良啓介(向井理)が警察官と詐欺師という正義と悪の二つの顔を使い分けながら、法では裁けない悪を裁くクライム・エンターテインメント。テレビ東京とWOWOWが共同製作でおくる本作は、既にSeason2の制作も決定しており、WOWOWで6月29日から放送・配信される。

ACIDMANは、ボーカル&ギターの大木伸夫を中心に、“生命”“宇宙”をテーマにした壮大な世界を表現し続けている3ピースロックバンド。2002年にアルバム「創」でメジャーデビュー後、数々の賞を受賞してきた。さらに、6度の東京・日本武道館単独ライブを開催して成功を収めている。映画「ゴールデンカムイ」(2024年)の主題歌として「輝けるもの」を書き下ろし、約3年ぶりとなるシングルとしてリリース。今年は、5月10日の京都公演を皮切りに、「ゴールデンカムイ」にちなみ“金”をテーマにした全国9カ所のホールツアー「ACIDMAN LIVE TOUR “ゴールデンセットリスト”」を開催する。

力強いサウンドと歌詞、それとは対照的なクールな歌声が特徴的な主題歌「白と黒」について、大木は「制作のスタッフの方から、『全面的にお任せします』と言っていただけたこと、感謝しております。表と裏、善と悪、白と黒、その境界線はあいまいで、誰もが抱えている人間の本質なのかもしれません。向井理さん演じる多家良氏の悲しみに寄り添いつつ、真っ白には生きられない人間の生きざまをテーマに描きました」と明かす。

そして、「ACIDMANにとって初めての連続ドラマ主題歌『白と黒』。毎週金曜日夜8時テレビ東京にて、僕らの楽曲と共に楽しんでいただけたら幸いです」とメッセージを寄せている。

このたび、第1話のゲストキャストも発表された。

資金繰りに苦しむ経営者をターゲットに詐欺を働く経営コンサルタント・鹿野博之役を勝村政信、鹿野に1500万円をだまし取られて警察の捜査対象者になってしまう須永良二役を小林隆、その娘・須永典子役を野村麻純が務める。

ある日、多家良のもとに、1本の通報が入る。経営コンサルタント・鹿野が資金繰りに苦しむ経営者のために開催した相談会の会場で、そこに現れた須永が「鹿野は詐欺師だ」と暴れ始めていた。一方、警視庁捜査二課では銀行員から転職した特別捜査官・宮部ひかり(内田理央)が新たに配属。「詐欺被害を減らしたい」と熱く語るが、彼女は初日から現実を知ることになる。

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