ふわふわな愛犬がいたずらし床も被毛も大変なことに 帰宅した飼い主を驚かせた姿が話題に【英】

愛らしい姿の犬(写真はイメージ)【写真:写真AC】

愛犬のいたずらに困ってしまったという経験を持つ飼い主さんは少なくないでしょう。ときには、自分ひとりでは対処しきれない場合も。飼い主さんが留守中に、シリアルにいたずらした小型犬が話題になっています。発見時には驚きの姿になっていました。いったい、どんないたずらをしてしまったのでしょうか。

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いたずらが大好きな愛犬 変わり果てた姿の原因は…飼い主の息子?

イギリスのグレーター・マンチェスターに住む中学校教師、ヘザー・ハントさんは、愛犬の驚くべきいたずらをとらえた動画をSNSに投稿し、大きな注目を集めました。動画は、帰宅したヘザーさんがキッチンへ向かうところから始まります。

目の前にはペットゲートが。その隙間から床一面にシリアルが散乱しているのが見えます。驚いたヘザーさんがゲートを急いで開けて確認すると、部屋の奥はさらなる惨状が広がっていました。キャビネットの扉は開いており、食い破られたシリアルの箱が3箱も倒れた状態で床に放置されていたのです。周りにはたくさんのシリアルがこぼれていました。

ヘザーさんは犯人にぴんと来たのか、すぐ隣の部屋へ。そこにはケージが置いてあり、なかには反省したように首をすくめて座る“犯人”の姿が。その正体は、ふわふわな被毛を持つ愛犬「クランペット」でした。

ケージのなかに敷かれた赤い布団には、たくさんのシリアルがくっついています。ヘザーさんは「出てきなさい!」「こっちへ来て!」と言いながら、クランペットをケージから出すと、そこには衝撃的な姿が。クランペットの顔や耳、足の先まで、ふわふわの毛にたくさんのシリアルがべったりとくっついていたのです。

ヘザーさんはハチミツがかかったシリアルを取り除くのに大苦戦。仕方がなくトリマーの元へ連れていくことにしました。シャンプーをしても落ちなかったため、クランペットの毛は短くカットされることに。トリミングには3時間近くかかったそうで、終わったときにはまるで別の犬のようになっていました。

英メディア「SWNS」によると、ヘザーさんがいたずらの原因を調べたところ、ヘザーさんの息子がシリアルを食べた後、キャビネットの扉を開けっ放しにしていたことが判明したそう。どうやらそこにクランペットが入り込み、今回の事態に発展してしまったようです。

ヘザーさんはクランペット以外にも、2匹の犬を飼っていて、3匹ともいたずらが大好きなのだとか。ヘザーさんはたとえ大変ないたずらをされてしまっても、愛犬たちを「死ぬほど愛している」と語っています。

今回は大事に至りませんでしたが、犬が人間の食べ物を食べると、健康面に重大な影響を与える可能性があります。管理を徹底し、大変な状況にならないよう、気をつけたいですね。

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