2023年に千葉県に県外から本社を移した企業は152社で、県外に転出したのは125社でした。転入が上回るのは6年連続です。
民間の信用調査会社、帝国データバンク千葉支店はこのほど、企業の本社移転に関する調査をまとめました。
それによりますと、2023年千葉県に県外から転入してきた企業は152社で、県外に転出した企業は125社でした。
6年連続で転入した企業が転出した企業を上回る「転入超過」となりました。ただ、転入から転出を差し引いた「超過数」は27社で、前の年を7社下回りました。
この「超過数」は、新型コロナの感染拡大が始まった2020年をピークに3年連続で減少しています。
転出先・転入元を見ますといずれも東京が最も多く、帝国データバンク千葉支店は、「家賃の高騰など東京に本社を置く必要性は薄れていて、今後も千葉県への転入超過は続く見通し」としています。