ひろゆき氏 実質賃金23か月連続減少を受け「上級国民は庶民の苦労が見えない」

ひろゆき氏

実業家の〝ひろゆき〟こと西村博之氏が8日、「Ⅹ」(旧ツイッター)を更新。この日、厚労省から発表された2月の毎月勤労統計調査で実質賃金が23か月連続のマイナスとなったことに言及した。

発表によると、前年同月比1・3%減となったという。ひろゆき氏は「実質賃金23ヵ月連続減少。賃金減少はリーマンショックで景気低迷した2007年9月~09年7月と並び、最長を記録」と指摘した。

続けて、「外貨を稼ぐ業界や大企業は好景気で賃上げされ、庶民は可処分所得が減る二極化が拡大。経団連や政治家や資産家は好景気なので上級国民は庶民の苦労が見えない」と現状を分析した。

また、落語家の立川談四楼もこの件をポスト。「賃金は上がったが、それを物価がもの凄い勢いで追い越して行くんだ。日々スーパーでビックリするぜ。この我らの苦しみを正すのが政治家の仕事だが、保身に汲々とするのみで、まるで考えてないね。そのうち、選挙に落ちたらただの人にしてやるよ」と訴えた。

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