東京で中日民間スポーツ文化交流イベント

東京で中日民間スポーツ文化交流イベント

4日、イベントで記念撮影する(左から)天津市公園健身協会の于桐主席(左端)、日中協会の瀬野清水理事長、日本華人文聯の晋鴎(しん・おう)主席、在日天津同郷会の李振渓(り・しんけい)会長。(東京=新華社配信)

 【新華社東京4月8日】「手を繋ぎ未来へ」をテーマにした中日民間友好スポーツ文化交流イベントが4日、東京で開かれ、中国天津市の公園健身(フィットネス)協会代表団や日本の友好団体など各界の友好人士が参加した。

 イベントは全民健身(スポーツ・フォー・オール)の国際的なスポーツショーイベントのブランド構築と全民健身の一層の普及、中日民間友好の促進を目的に、天津市公園健身協会と日中協会、日本華人文聯が共同で主催した。

 天津市公園健身協会の于桐(う・とう)主席によると、同市は群馬県と共同で「公園スポーツ文化芸術交流フェスティバル」を開催する予定で、毎年3~4月の桜の季節に日本、5月のコウシンバラの季節に天津で両国の市民が中国の伝統武術や空竹(コマ回し)など多彩なフィットネス活動に参加する。于氏は「スポーツ・フィットネス文化に国境はない。今回のイベントを通じて両国の民間友好交流の道筋を広げ、より多くの民間友好交流・互恵協力プラットフォームを構築したい」と語った。

 日中協会の瀬野清水(きよみ)理事長は、運動だけでなくパフォーマンスを楽しむことでも健康を増進させられるとし、両国の人々が文化を相互に学び合うこともできるとの考えを示した。

 天津市公園健身協会は2019年に設立され、現在70の分会を持つ。会員数は5万人余りで中国初の公園健身協会となる。(記者/岳晨星)

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