3人時代のRCサクセション、伝説のスタジオライブ映像が最新技術でレストア決定

RCサクセションの1970年代の貴重なスタジオライブの映像と音声が最新技術でアップグレードされ蘇る。テレビ神奈川(tvk)で1972年から1976年まで放送されていた人気音楽番組「ヤングインパルス」。そこに出演した3人編成時代のRCサクセションの幻のスタジオライブ映像全13曲。

メンバーは忌野清志郎(ギター&ボーカル)、林小和生(ベース&ボーカル)、破廉ケンチ(ギター&ボーカル)。その後、バンド編成となりKING OF ROCKとして全国的にブレイクする前のRCサクセションの姿が観られる貴重な映像だ。編成的にはフォーク・グループだが、その歌詞やパフォーマンスの中には既にロックとソウルが溢れている。まさに唯一無二の「ハード・フォーク」と言える演奏だ。マッシュルームカットの初々しい忌野清志郎のパフォーマンスには、誰にも押さえつけられない衝動が渦巻いているのが感じられる。

アグレッシブかつシニカルな演奏とは裏腹に、曲間の20 代前半のメンバーのMCは、まだ可愛らしささえ感じるほど初々しいのも見どころ。

セットリストの中には、当時ライブでは演奏されていたが、三人時代のRCでは正規に録音されなかった「ガラクタ」「愛してくれるなら」「僕の情婦」「お墓」といったレア曲も含まれている。当時の「フォーク」というカテゴリーには収まりきらないRCサクセションの原型がここにある。

今回初公開の初期RCサクセションの貴重な写真を盛り込んだブックレットが付属し、DVDとBlu-rayで発売される。

タイトル:HARD FOLK STUDIO LIVE
発売日:2024年6月5日
DVD:3,850円
Blu-ray:4,950円
<収録曲>
01 冷たくした訳は
02 ガラクタ
03 三番目に大事なもの
04 2時間35分
05 春が来たから
06 愛してくれるなら
07 僕の情婦
08 お墓
09 キミかわいいね
10 大きな春子ちゃん
11 ぼくの自転車のうしろに乗りなよ
12 ぼくの好きな先生
13 もっとおちついて
全13曲

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