身を寄せ合あうキジ猫きょうだい 警戒心高めで譲渡会ではがちがちに緊張 そんな2匹へ最高のクリスマスプレゼントが届いた

キジ猫のきょうだい、しんのすけとひまわり

千葉県我孫子市を拠点に、猫の保護やTNR活動を行う団体、ねこ友会。2023年にとある経緯で保護された2匹のキジ猫がいました。オス猫のしんのすけとメスのひまわりというきょうだいで、2匹はいつも体を寄せあいながら過ごし、「ずっとのおうち」「ずっとの家族」との出会いを待っていました。

「人の指なら遊べる」しんのすけと、まるで人がダメなひまわり

しんのすけもひまわりも人馴れがなかなか進まず、このこともいつもきょうだいが一緒に過ごしていた理由でもあったようです。

しんのすけとひまわりは「お互いのことしか信じられない」といった様子でした

しんのすけは「人の指となら遊べる」ものの、ひまわりはてんで人がダメ。警戒心がやや強く、知らない人の前ではジッと固まってしまうこともありました。

このままでは迎え入れてくれるおうちが見つかりません。ねこ友会では定期的に実施している譲渡会にしんのすけ・ひまわりも積極的に参加させました。2匹を人馴れさせるとともに、ピッタリの里親さんとのマッチングを期待してのことでした。これだけ仲良しのしんのすけとひまわりなので、できれば2匹一緒に迎え入れてくれる里親希望者さんとの出会いを期待していました。

クリスマス直前に里親希望者さんが現れた

譲渡会でのしんのすけとひまわりの様子を見た人からは「かわいい!」といった声が続々と上がりましたが、一方でガチガチに緊張する2匹を前に、「正式に迎え入れたい」という名乗りはなかなか上がりませんでした。

2023年のクリスマス直前に実施された譲渡会では、「しんのすけとひまわりを、きょうだい一緒に迎え入れたい」という里親希望者さんの申し出があり、見事2匹はここで幸せを掴むことになりました。

しんのすけとひまわりにとっては、最高のクリスマスプレゼントとなりましたが、正式に迎え入れらるのは少々先で、この譲渡会から約2週間後の大晦日に引き渡しされることになりました。

すっかり馴染んで自由に遊べるように

先住猫を大切にしていたことが伝わってきます

新年を迎える慌ただしい雰囲気の中、しんのすけとひまわりは新しいおうちへと引っ越しすることになりました。その家には先住猫たちの写真やイラストが飾ってあり、かつていた猫たちもとても大切にしてくれていたことが伝わってきました。

新しいおうちに迎え入れられた際、初めての環境にしんのすけは興味津々で、部屋の中を静かに探検しました。一方のひまわりは相変わらずのビビリさんで、大晦日の晩は鳴いたり動き回ったりして、一睡もしませんでした。それでも、優しい家族の愛情を後に感じ取り、3日ほど経った頃からはひまわりも落ち着きはじめ、安心してエサを食べ安心して眠るようになりました。

2匹は見事幸せな第二の猫生を掴むことができました

このおうちでしんのすけは「モカくん」、ひまわりは「ココアちゃん」という新しい名前を付けてもらいました。今ではすっかりおうちに馴れて、当初とはまるで違うように元気に部屋の中で遊ぶ毎日をおくっています。

ねこ友会のスタッフはかつて人間を怖がりきょうだいで体を寄せあって過ごしていたことを思い出し、「優しい里親さんのもとで、これからはもっともっと楽しい毎日をおくってほしい」と目を細めました。

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(まいどなニュース特約・松田 義人)

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