中国自動車メーカーの賽力斯集団、3月の新エネ車販売台数は3.3倍

中国自動車メーカーの賽力斯集団、3月の新エネ車販売台数は3・3倍

重慶市にある賽力斯汽車の両江新区スマート工場。(資料写真、重慶=新華社記者/王全超)

 【新華社北京4月8日】中国自動車メーカーの賽力斯集団がこのほど発表した3月の販売台数(速報値)は、新エネルギー車(NEV)が前年同月比3.3倍の2万7730台だった。1〜3月の累計は前年同期比4.7倍の9万4825台。 

 通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)と共同開発した高級スマート新エネ車ブランド「問界(AITO)」シリーズは、3月の納車台数が3万1727台となり、3カ月連続で中国の新興ブランドをリードした。中でもスポーツタイプ多目的車(SUV)「問界M7」は、3月の納車台数が2万4598台、累計納車台数が12万台超となり、中国の新興ブランド車種の首位に立ち、単一ブランド車種の販売記録を塗り替えた。フルサイズのフラッグシップSUV「問界M9」は3月の納車台数が6243台となり、新興ブランドの価格帯50万元(1元=約21円)以上の車種で首位をキープした。

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