大山地域通訳案内士 19人が新たに登録 海外客の満足度向上へ 伊勢原市

授与式の様子

大山地域通訳案内士の登録証授与式が3月29日、伊勢原市役所3階全員協議会室で行われた。

市は国際観光地を目指す取り組みの一つとして同案内士の育成研修を昨年度からスタート。今年度は、昨年11月から今年2月までの研修を実施し、口述試験に合格したのは19人。当日式典に参加した12人の修了者に、高山松太郎市長から登録証が授与された。

登録者は同案内士として、市の歴史や文化などの魅力を外国人観光客に伝えていくことで滞在満足度の向上や更なる誘客を目指す。昨年度県内初となる同案内士事業で15人が登録し、今回の19人と合わせて34人が今後、案内士として活動していくことになる。高山市長は修了者に「伊勢原の観光振興のため、おもてなしの心を持ってインバウンドの案内に力を貸してほしい」とあいさつした。

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