『名探偵コナン 100万ドルの五稜星』4月12日0時に最速上映 平次がキッドをかばう新映像も

4月12日公開の劇場版『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』が、公開初日の4月12日0時より全国10都道府県23劇場にて世界最速上映されることが決定した。

青山剛昌による原作漫画の連載が30周年を迎え、コミックスは104巻、累計発行部数は全世界で2.7億部を突破、TVアニメシリーズも放送1000回を超えた『名探偵コナン』。2023年4月に公開された劇場版『名探偵コナン 黒鉄の魚影(くろがねのサブマリン)』は、興行収入138.3億円を突破し、シリーズ史上最高記録を更新した。劇場版シリーズは、累計興行収入が1180億円を超えている。本作は、そんな劇場版『名探偵コナン』27作目となる。

今回の舞台は、北海道・函館。とある財閥の収蔵庫に、“月下の奇術師”の異名を持つ怪盗キッドから新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀を狙うという予告状が。なぜビッグジュエルと呼ばれる宝石を追い求めるキッドが函館にある刀を狙うのか。犯行予告当日、函館で開催される剣道大会のために現地を訪れていた西の名探偵・服部平次とコナンがキッドの変装を見破り追い詰めるも、そこに刀に関係する殺人事件やキッドの命を狙う謎の剣士の影も迫ってきて……。

本作では怪盗キッドの手によってフィルムが盗まれてしまったことから、コナン史上初となる事前試写会を行わないことも反響を呼んだ。その試写会に代わって4月7日に開催されたファンミーティングイベントにて、世界最速上映の実施が発表された。チケットは4月8日0:00(=4月7日24:00)より、各劇場の販売サイトにて販売開始されている。

さらに、イベントでは公開直前PVも披露された。斧江財閥に届いた予告状を読み上げる怪盗キッドの声からスタートする約2分間の映像は、未解禁のカットがふんだんに使われている。日本刀をめぐるバトルで敵対することになる日系アメリカ人の武器商人・カドクラ(CV:銀河万丈)をはじめ、平次に勝負を挑む聖(CV:松岡禎丞)、さらには隠されたお宝について深刻な表情で話すゲスト声優・大泉洋が演じる川添刑事など、本編のカギを握る人物が映像に初登場するほか、仮面をかぶった謎の剣士に追い詰められたキッドをかばう平次といったシーンを見ることができる。
(文=リアルサウンド編集部)

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