出会い系アプリで知り合った女から投資を勧められ… 男性(60代)が計288万円だまし取られる

出会い系アプリで知り合った女から、うその投資話を勧められ、60代の男性が、合計288万円をだまし取られる被害が発生したと、4日、浜田警察署が発表しました。

ロマンス詐欺被害に遭ったのは島根県浜田市に住む男性(60代)です。

浜田警察署によりますと2023年6月3日、男性が出会い系アプリで知り合った女とSNSでやり取りをしていると、男性に投資話を勧めてきたと言います。

男性は女に教えてもらったアプリを使い始め、女やアプリの問い合わせ窓口から指示されるがまま、口座を開設し、6月13日、指定された口座へ5万円を振り込み、アプリで取引を行ったところ、すぐに利益が出ました。

男性はその後も投資名目で2023年8月2日まで合計6回振り込みを続け、合わせて288万円をだまし取られたということです。

お金を振り込んだあと、しばらくしてアプリ内の口座が凍結したことに違和感を持ち、インターネットで検索。同様の事案が紹介されていたことで詐欺を疑い浜田警察署に相談。捜査の結果、詐欺だということが分かりました。

警察は、出会い系アプリやSNSで知り合った面識のない人からの投資話や送金の話をされた際には、詐欺を疑い、すぐに警察に連絡をしてほしい。投資など儲け話を悪用した犯罪は、携帯電話を利用する人ならだれでも被害にあう可能性がある、などと注意を呼び掛けています。

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