井口七海記者)
「札幌市内気温がぐっと上がって上着がなくてもとても暖かいです。あちらの気温計は20℃を指しています」。
春を通りこして初夏の陽気となった札幌。最高気温が今年初めて20℃を超え、半袖姿の人も多く見られました。
東京からの観光客)
「ダウン持ってきたのが荷物になっています。寒さを求めてきたんですけど、こんな暖かいと思っていなくて」。
高校生)
「ブレザーを着ていたんですけど、暑くて脱ぎました。気温差が激しいなと思います」。
松前町では早くも桜の便りが。
坂詰怜記者)
「松前町では早咲きの冬桜がきれいな花を咲かせています」。
およそ1万本の桜の木がある松前公園。4日ごろに「冬桜」が咲き始め、10日には見ごろをむかえるということです。
東京からの観光客)
「いいですよね。この時期は桜ね。お城と桜はすごい合いますよね」。
8日函館山では車で山頂に向かうことができる登山道が開通となりました。この日を心待ちにしていた人も…
先頭に並んだ運転手)
「朝5時(開通6時間前)から並びました。がんばって。(並ぶのは)今年で11年目になりますね。並んでいる人と交流があったりして」
2番目に並んだ運転手)
「開通を通して今年初めて会うので、4月なんですけど、あけましておめでとうって」
暖かくなったとはいえ、朝はまだまだ冷え込む道内。札幌市内の耳鼻咽喉科のクリニックでは、寒暖差アレルギーでくしゃみや鼻水の症状を訴える人が多いそうです。
北円山耳鼻咽喉科アレルギークリニック 白崎英明院長)
「鼻にも温度センサーがありまして、17℃以下で反応する温度センサーがあります。最低気温がまだ数℃の場合は(症状が)出る可能性はあるかなと思います」
9日の道内は気温がグッと下がり最高気温が10℃に届かない場所が多くなる予想です。寒暖差による体調不良に注意してください。