中国国家外国為替管理局のホームページのスクリーンショット。（資料写真、北京＝新華社配信）
【新華社北京4月8日】中国国家外国為替管理局は7日、外国為替業務の流れを最適化する六つの政策措置を打ち出して越境貿易の円滑化を一段と進め、実体経済へのサービスの質・効果を高めるとの通知を出した。
通知の内容を見ると、この六つの政策措置には主に、貿易企業名簿の登録管理の最適化、企業の越境貿易の外国為替決済の円滑化、モノ貿易の外為管理規定の整理・統合という三つの分野の内容が含まれている。例えば、「貿易為替決済企業名簿」の処理方法を、外国為替管理局の許可制から銀行の直接処理に見直す▽税関特別監視区域における企業の貿易決済手続きを簡略化する▽モノ貿易の特別な払戻し外貨送金業務を処理する銀行の権限を緩和する－など。
同通知は2024年6月1日から実施される。
