札幌の市立小学校では一斉に入学式が行われ、新1年生に向けに交通安全教室も開かれました。
緊張した面持ちで真新しいランドセルを背負って登校する子どもたち。札幌市北区の百合が原小学校では新1年生103人が保護者に見守られながら入学式に臨みました。
新一年生)
「英語の勉強したい」、「算数がんばりたい」
Qお友達何人作りたい?)
「12人ぐらい」「習字頑張りたい」
Qなんでかな?)
「にぃにぃ(兄)もやっているから」
札幌では8日市立小学校196校で入学式が行われ、およそ1万3800人が新たに学校生活をスタートさせました。
新たに29人が入学した中央区の三角山小学校では新1年生に向けて警察が交通安全教室を開きました。これから自分たちだけで登下校をする時のために、信号機や横断歩道を再現した道路の渡り方のレクチャーも。
警察)
「青になったら右見て左見て、もう一回右を見て、車がきてないなと思ったら手を挙げて渡りましょう」
Qこれから自分で学校に行くのはどう?)
新1年生)
「ちょっと緊張する」。
Qあしたから横断歩道渡れそう?)
新1年生)
「うん!渡れるよ!」「渡れるよ」
Q信号青になったらすぐ渡っていい?)
「ダメ」「車がきてなかったから歩いた」
保護者)
「不安というか心配はありますね。ちゃんと見ていても車にひかれる可能性もあるので不安です。よく見て、音とか聞いてわたるようには常に教えるようにはしています」。
警察によりますと、道内での歩行中の小学生の事故による死傷者数は毎年、1年生が最も多くなっています。
西警察署 交通第一課長工藤亮一さん)
「特に小学校1年生の交通事故が多くて、道路にと飛び出しの事故、これが非常に多くなっています。お子さんと一緒に通学路ですとか行動範囲を一緒に歩いてみて、どういったところが危ないのかというようなことをお子さんと一緒に話し合って、交通安全について考えていただく機会を作っていただきたいと思います」。