楽しみは「給食」たった一人の新入生も入学式 少子化で全校生徒は19人に 福島・北塩原村

福島県内の公立小中学校で入学式が行われた8日、北塩原村の小学校では、唯一の新入生が学校生活をスタートさせました。

「新入生が入場します。拍手でお迎えください」

少し緊張した様子で会場に入ってきた小椋梨央ちゃん。裏磐梯小学校でたったひとりの新入生です。1960年代には、170人ほどの児童がいた裏磐梯小学校ですが、少子化の影響で現在は19人となっています。

「小椋梨央さん」「はい!」

式では、村松泰二郎校長が「勉強や運動を頑張り、大きく成長した姿をたくさんの人に見せてあげてください」と歓迎の言葉を述べました。

梨央ちゃんには、小学校で楽しみにしていることがあります。

Q.どんなことが楽しみ? 小椋梨央ちゃん「給食」

父・崇広さん「一人だから経験できることもあると思うので、逆境にも負けずに頑張ってほしいと思います」

梨央ちゃんは、あすからバスで通学し、お兄さんとお姉さんたち一緒に学校生活を送っていきます。

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