「収入はない」と虚偽の申告か 生活保護を不正受給した疑いで男を逮捕 広島・呉

給与収入はないと虚偽の申告をして、生活保護を不正に受給していたとして、男が警察に逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは、広島県呉市押込に住む63歳のアルバイトの男です。

警察によりますと、男は、働いて収入を得ていたにもかかわらず、生活保護の受給に必要な書類に「収入はない」と虚偽の記載をして、不正に生活保護を受給していた疑いがもたれています。

不正に受給したのは2017年5月から2018年4月にかけてで、あわせて213万2050円にのぼるとみられています。警察の調べに対し、男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。現在は生活保護の不正受給はしていないということです。

呉市社会福祉事務所の職員から警察に相談があり、告発状を受理し逮捕に至ったということです。

警察は、今回判明した期間以外にも不正受給があったかどうかなど、余罪についても捜査しています。

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