「すでに現チェルシー最高の選手」 リヴァプールOBが“最も旬な男”パーマーを称賛

写真:チェルシーを力強くけん引しているパーマー

チェルシーに所属するイングランド代表MFコール・パーマーに対する称賛が止まない。

現在21歳のパーマーは、マンチェスター・シティの下部組織出身。2020年9月にカラバオ・カップでトップチーム初出場を記録すると、同年10月にはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)にも初出場する。2021年8月にはプレミアリーグ初出場も果たし、一気に名を挙げた。

だが、スターが揃うマンチェスター・Cで定位置をつかむまでには至らず、2023年9月にはチェルシーに完全移籍。すると、新天地でパーマーはさらなる進化を遂げ、今季は公式戦40試合に出場して21ゴール13アシストと素晴らしい成績を残している。

現地時間4月4日に行われたプレミアリーグ第31節のマンチェスター・ユナイテッド戦で、パーマーはPK弾2発を含むハットトリックを記録。特に、チームが2点リードを守れず2-3と逆転を許したあとの後半アディショナルタイムに立て続けに2ゴールを決めて4-3の逆転勝利につなげたことで、各方面から称賛が相次いでいる。

イギリス紙『デイリー・メール』によると、現役時代にリヴァプールやチャールトン、トッテナムなどでプレーした元イングランド代表MFダニー・マーフィー氏は「彼はすでに現チェルシー最高の選手」と評価。また、同じ右ウイングを主戦場とするイングランド代表FWブカヨ・サカ(アーセナル/イングランド)との比較についても、次のように語った。

「サカは素晴らしい選手だし、私も彼が大好きだ。ただ、パーマーのオールラウンダーぶりは、サカよりも優れていると言えるだろう」

マーフィー氏は「パーマーがサカよりすべての面で優れた右ウイングだと言っているわけではない」と付け加えながらも、攻撃的MFやセンターフォワードもこなせるパーマーの“プレーの幅の広さ”を気に入っているようだ。

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