「自信がないのか、能力不足なのか」連敗のバイエルン、久々先発の韓国代表キム・ミンジェをドイツ誌が酷評!「トゥヘル監督は失望」

「アジア最強DF」と呼ばれた男が苦しんでいる。

現地4月6日に開催されたブンデスリーガの第28節で、バイエルンは昇格組のハイデンハイムと敵地で対戦。2-3で敗れ、まさかの連敗を喫した。

この一戦で約1か月ぶりのスタメン出場を果たしたのが、韓国代表CBのキム・ミンジェだ。9日にチャンピオンズリーグのアーセナル戦が控えているため、冬に加入したエリック・ダイアーに定位置を奪われた27歳にターンオーバーで出番が回ってきたのだ。

ただ、ドイツでの評価は芳しくなかったようだ。母国・韓国のメディア『InterFootball』は、「毎回キム・ミンジェ非難してきた『Kicker』誌の評価」をこう伝えている。

「デ・リフト、ダイアーの代わりにキム・ミンジェを起用したトゥヘル監督は大きく失望した。自信がないのか、必要な能力が不足しているのか疑問が提起された。もちろんチーム全体の責任が大きくが、守備の不安は深刻だった」

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同誌は「キム・ミンジェ、ウパメカノは、トゥヘル監督が最も好んだ(CBの)コンビだったが、信頼をこれ以上与えられないことを示した。ウパメカノはミスを犯し、キム・ミンジェは適切にポジショニングができず、逆転ゴールの原因となった」と酷評。こう続けている。

「キム・ミンジェはイタリアのセリエAで最高のDFとして活躍した。守備が中心のリーグでは良かったが、ミュンヘンではよい姿を見せてくれなかった。守備の正しい状況判断を下せない。ハイデンハイム後半はとても不安で、トゥヘル監督はこの試合を見て、アーセナルとのチャンピオンズリーグではデ・リフトとダイアーを出すだろう」

久々の先発のチャンスで、アピールするどころか、評価をさらに落としてしまったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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