広瀬アリス・眞栄田郷敦「“壁ドン”や“顎クイ”がないのにドキドキする!」ドラマ『366日』は“王道の恋愛ドラマ”と自信を見せる

広瀬アリスさんと眞栄田郷敦さんが、4月8日に行われた月9ドラマ『366日』の制作発表会見に出席。作品への思いや撮影現場で流行っていることを語りました。

【写真12枚】ドラマ『366日』記者発表会に登壇する広瀬アリスと眞栄田郷敦

「恋愛だけではなく、ひとつ一つの言葉の重みや深さというものが伝わってくる」

『366日』は、HYの名曲『366日』の世界観に着想を得たオリジナルストーリー。高校時代に実らなかった恋をかなえようと、広瀬さん演じる雪平明日香(ゆきひら・あすか)と、眞栄田さん演じる水野遥斗(みずの・はると)が、予期せぬ悲劇に直面しながらも、愛する人を思い続ける壮大な愛の物語です。

ドラマへの出演が決まる前から『366日』を聴いていたという2人。広瀬さんは、「唯一、10代からずっとカラオケで歌っていた曲」と振り返り、「学生のときは失恋ソングだと思っていて、友達の“失恋会”で歌っていましたが、いろいろなことを経験したうえで聴くと、恋愛だけではなく、ひとつ一つの言葉の重みや深さというものが伝わってくるようになりました」と曲への思いを語りました。

また、集中したいシーンの撮影時には「イヤホンで聴いて、イメージを膨らませて気持ちを作ることが多いです」と明かしました。

眞栄田さんも、「ラブソングと言えば」と曲への印象を語り、「曲の切なさと深い愛情というのは、しっかりこのドラマに反映されていると思います」とコメント。

司会から12年前と現代が交互に描かれる本作の魅力について聞かれると、広瀬さんは「結婚、恋愛をしなくても幸せになれる時代に、真っすぐに人を愛し続けるというのはどういうことなのか、その言葉に惹かれました」と、狩野雄太プロデューサーの言葉を引用して答えると、眞栄田さんも「生きていて劇的なことが起こることは少ないと思いますが、この作品にはいい意味でナチュラルで劇的な瞬間があります」とアピールをしました。

「意外にヒャヒャヒャって笑う」(広瀬アリス)

広瀬さんが「とにかくお芝居にストイックな方、真摯に向き合っている姿も見るんですけれど、意外と少年のように『ヒャヒャヒャ』ってしている瞬間もあったり。かわいらしい一面がたくさんあります(笑)」と眞栄田さんの印象について語ると、眞栄田さんは照れながら高校時代の“同級生5人組”(長濱ねるさん、坂東龍汰さん、綱啓永さん)に言及し、「高校生のシーンもかなり自由に楽しくやっているので、あまりストイックになりすぎなくてもいい瞬間が他の作品に比べて多いです。空き時間も結構楽しく過ごしています」と、共演者との楽しい撮影現場について振り返りました。

特に、綱さんについては「若い言葉をいっぱい使う」と言い、「バリアツい」「今日、花粉でビジュがちょっとダメだわ」など、2人で綱さんの真似をして笑い合う場面も。広瀬さんはすっかり影響されたそうで、「最近は犬にも『今日のビジュいいね~』って言って、取り入れています」と笑いました。

さらに、高校時代のワイワイしたシーンを撮影しているときには、「カット!」がかかった瞬間に真顔になるというゲームがムードメーカーの坂東さんを主体に流行っていると、楽しそうに笑い合っていました。

ここで、2人にサプライズが。メッセージがぎっしり書き込まれた大きなボードがステージに運び込まれ、3月22日から24日にかけて沖縄でHYが開催した『HY SKY Fes』の会場で来場者からドラマに向けて書かれたメッセージだと告げられると、広瀬さんと眞栄田さんはびっくり。

書き込まれたメッセージをじっくりと見て、気になるメッセージを読み上げる2人。ドラマへの期待感がこもったメッセージに触れた広瀬さんは、「急にドキドキしてきました」と目を潤ませていました。

最後に、視聴者へのメッセージを聞かれると、眞栄田さんは「自分に置き換えて、いろいろなものを感じたり、思い出したりしてもらえるようなドラマになっていると思います」とアピール。

広瀬さんは「ラブストーリーではありますが、“壁ドン”や“顎クイ”といった、そういうキュンキュンする行動っていうのは全くありません」と前置きし、「明日香と遥斗の距離感がキュンキュンします。学生の頃に『こんな恋愛したな』と思い出しながらお芝居しています。ぜひ楽しんで見ていただければと思います」と笑顔でイベントを締めくくりました。

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