愛媛・松山でサクラが満開を迎えた週末、市内中心部では松山春まつり・お城まつりが開催されました。
6日、松山城の本丸広場で開かれた野球拳全国大会。
松山で「野球拳」が発祥して100年となる今年は、36チーム、3歳から78歳までの総勢108人が参加しました。
野球拳は3人1組でじゃんけんを行い、先に3勝したチームが勝ち上がります。
広場にはおよそ6千人がつめかけ、花見を楽しみながら声援を送っていました。
また、7日の最終日は大名武者行列が行われ、鎧かぶとなどを身にまとった市民らがおよそ1.5キロを練り歩きました。
今年のお姫様役はバラエティーなどで活躍中のタレント・岡田結実さん。
Q. お姫様どうでしたか?
男性 「きれいよ。毎年だんだん賑やかになって良い」
ラストを飾るのは演舞です。
子どもたちによる忍術や殺陣に続いて…
「鉄砲隊構え!撃て~!」
初代松山城主・加藤嘉明らによる関ヶ原の戦いの再現です。
北条高校なぎなた部による迫力ある演技などが会場を盛り上げました。
沿道にはおよそ9万人がつめかけ、市街地で繰り広げられる勇壮な時代絵巻に盛んな拍手を送っていました。
また、今回初めて「和装でまちを歩こう!」というコンセプトが設けられ、主催者の呼びかけに応じた着物姿の観客も…
着物の女性
「着物を着る機会が普段ないのでこういうイベントで着物が着られてすごくよかった」
春の陽気の中、参加者と観客は松山の歴史を感じながらまつりを楽しんでいました。