【F1】角田裕毅の活躍で大谷翔平との〝違い〟にファン懇願「日本のメディアもっと取り上げて!」

日本グランプリで10位に入賞した角田裕毅(カメラ・秋山昌輝)

F1のRBに所属する角田裕毅(23)が世界的に評価を高める中で、日本のメディアに米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手並みの報道を求める声が集まっている。

角田は7日に鈴鹿サーキットで行われた日本グランプリ(GP)決勝で10位入賞を果たし、最も印象的なドライバーを決める「ドライバー・オブ・ザ・デー(DOD)」でも2位に躍進した。

角田は前戦のオーストラリアGPでも7位入賞と躍進。マシンの性能が上位陣と比べて劣るにもかかわらず、そのドライビング技術と個性的なキャラクターがF1界で屈指の人気を得ている。

欧州や北米など巨大市場で人気のF1で注目度が急上昇しているにもかかわらず、日本では他のスポーツと比べて露出が少なく〝温度差〟が大きいのが実情。特に、野球界の大谷はスポーツ番組だけでなくワイドショーでも連日大々的に報じられているだけに、F1ファンからは同じ世界的スターの角田のニュースをもっと報じてほしいと懇願する声が高まっている。

ネット上では「大谷大谷大谷、そりゃ大谷選手も凄いですが、角田でしょ!!!!!」「大谷もすごいけど、角田もそれに匹敵するくらい本当にすごいよ! 日本のメディアもっと取り上げてやってください!」「1日で11万人近く集まるスポーツイベントって国内では他にないし、角田裕毅は大谷翔平よりも世界的知名度はあるんだよ。もっとニュースでやってくれよ」と求める意見が続出している。

前日の日本GP後には「野球ではMLBで大谷選手を筆頭に何人かの選手が活躍してます。F1のドライバーは世界で20人です。その中で角田選手は4年間も活躍し、今日も10位入賞してポイント獲得しています」と角田の活躍の〝凄さ〟を強調する声も上がっており、今後は角田の動向が日本でも報じられる機会が増えるのか議論の的になりそうだ。

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