前回の話
中学生になる長男くんがうまれる前のこと、人よりも誰かを思いやる、という気持ちが欠けているのでは・・と悩んでいたゆめかなさんは、愛し方がわかりませんでした。その後結婚し、長男くんを授かったのですが、いいママになる自信もなく・・ただ、ご主人がいることで「ひとりじゃない」と思えたのでした。そして、ある、太陽が一番高く登った日に・・
愛し方を知らなかった私から愛し君へ[2]
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1150000071103529446/origin_1.png)
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1150000071075169128/origin_1.png)
愛し君へ・・
「おめでとうございます!元気な男の子です!」
涙を流して子どもの誕生を喜ぶ人もいるけど・・私は涙を流さなかった。
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1150000071060980306/origin_1.png)
「はい!だっこしてあげてね~」
腕に抱っこした赤ちゃんをみた感想は
「これがおなかに入ってたんだ」
あまりに淡々とした感想で
「私って・・」
と思ったのでした。
そして、立ち会ったパパをみると・・
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1150000120751046973/origin_1.png)
大粒の涙を流していて・・
「なんで泣いてるの?」
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1150000117960229083/origin_1.png)
「ゆめちゃんに何かあったらって思って・・白目剥いてたから・・」
そう言われて、この人とだったら大丈夫だとこの時思った。
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1150000117968633916/origin_1.png)
きみはよく寝てよく食べて、聞き分けのいい子に育った。
本当に手のかからないおりこうさんだったよ。
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1150000159027397102/origin_1.png)
「大好き」
とか、言葉で伝えるのは苦手だったから、本をたくさん読んであげたり、子守唄は毎晩歌ってあげた。
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1150000164776591473/origin_1.png)
愛し君へ
君は覚えているだろうか?
2人で誰もいない公園で日が暮れるまで遊んでいたこと、
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1150000169842885459/origin_1.png)
小さな手いっぱいの、
たんぽぽの綿毛を飛ばした日のことを・・
続きます。
ゆめかな
小学校高学年女子、新中学1年生男子の2人を2歳差育児しています!
\-------------
長男くんが生まれた時に涙をぽろぽろ流すご主人、その姿を見て「この人とだったら大丈夫」と感じたゆめかなさん・・とっても素敵です!
[ママ広場編集部]