何があった?室屋のハノーファーが胸ロゴを「突然変更」 急造“ベタ貼り”が泣けてくる

DF室屋成が所属するハノーファー96は7日、ブンデスリーガ2部第28節でシャルケと対戦。ホームでの一戦は1-1のドローに終わった。

実はこの試合からハノーファーのユニフォームは胸スポンサー企業が突然変更となり、急造の(そして少々貧相な)新しいロゴマークがお披露目されている。

ハノーファーは2021-22シーズンにオフィス事業を展開する「BRAINHOUSE247」とパートナーシップを締結。20-21シーズンから所属する室屋のユニフォーム姿でもおなじみの企業ロゴマークだ。

その「BRAINHOUSE247」との契約“打ち切り”及び新たなスポンサー企業「ÜSTRA」が、なんと試合当日の7日に発表となった。

新スポンサーの「ÜSTRA」は地元ハノーファー地域の公共交通機関とのこと。「BRAINHOUSE247」が今季残り契約期間で有する権利を即時放棄したことにより、シャルケ戦から胸にロゴマークの掲出が可能となった。

今回の胸スポンサー変更の経緯について、現時点で詳細は語られていない。なお、この件については現地時間8日に記者発表が行われるという。

シャルケ戦のユニフォームから登場した「ÜSTRA」ロゴは、グリーンの同社ロゴマークをそのままデザインしたもの。

本来であればユニフォームのベースカラーに合わせてロゴも色を合わせるところだろうが、流石に今回は色々と難しかったか。

ロゴの対応は、おそらく「BRAINHOUSE247」の上からペタッと貼り付けたもの。いかにも急造というラバー素材の1枚貼りのようで、よく見ると角部分が少し剥がれかけている。

今季「胸スポンサーがない」5つの欧州名門チーム

「ÜSTRA」のロゴマークはシャルケ戦を含めた今季残り7試合での掲出は決定しているが、来季以降については8日の会見で明らかになるのかもしれない。

© 株式会社ファッションニュース通信社