新入幕V尊富士、稽古再開できず 右足首負傷「歩くのがやっと」

尊富士

 大相撲の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)は8日、春場所で110年ぶりの新入幕優勝を果たした尊富士が右足首負傷により、まだ稽古を再開できていないと明らかにした。「だいぶ良くはなっているが、まだ歩くのがやっと。病院に行ってリハビリもしている」と現状を説明した。

 9日に25歳となる尊富士は春場所14日目に右足首を痛めながら、千秋楽は強行出場して快挙を達成。春巡業は最初から休場しており、伊勢ケ浜親方は「調整はしているが、そんなに簡単には治らない。靱帯が伸びてしまって、1週間や2週間で治ったら超人だ」と途中合流に慎重な見解を示した。

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