青森県内の金融機関 17年ぶりに普通預金の金利引き上げ 日銀のマイナス金利政策の解除受けた対応

青森銀行やみちのく銀行など、青森県内の金融機関は普通預金の金利を0.02%に引き上げました。普通預金金利の引き上げは17年ぶりです。

青森銀行とみちのく銀行は、普通預金の金利をこれまでの0.001%から20倍の0.02%に、4月8日から引き上げました。

また、定期預金の金利も引き上げられ、預入期間が1カ月から2年までのものは0.002%から0.025%に、3年から4年までのものは0.15%にそれぞれ引き上げられます。

普通預金金利の引き上げは2007年以来17年ぶりとなります。

今回の金利の引き上げは、日本銀行のマイナス金利政策の解除を受けたもので、主な大手銀行ではすでに金利を引き上げていました。

このほか県内では、青い森信用金庫が8日から、県信用組合が9日から普通預金の金利を同じく0.02%に引き上げます。

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