艶やか「分水おいらん道中」サクラの開花待ちながら5年ぶりに屋外で【新潟・燕市】

艶やか「分水おいらん道中」

週末は快晴に恵まれ、燕市では7日「分水おいらん道中」が5年ぶりに屋外で開催され、多くの人があでやかな行列を楽しみました。

大河津分水沿いの桜並木は、まだほとんど開花していませんでしたが、淡く色付き始めたサクラを見ながら花見酒を楽しむ人の姿がありました。

■群馬県からの花見客
「薄ピンクがどんどん増えているから天気がいいから、どんどん咲き始めているのかなと思いながら。それ見ながら飲むのも楽しい。どんな感じかなとワクワクしています。」

79回目となる「分水おいらん道中」。
ここ数年、新型コロナの影響や天候不順により中止や屋内開催が続いていて、青空の下を練り歩くのは5年ぶりです。公募でおいらん役に選ばれた3人の女性は、華やかな衣装をまとい「外八文字」とよばれる独特の歩き方を披露しました。

■チェコ出身の花見客
「おいらんの歴史を少し知っているから日本の文化でおもしろいと思った。」
■柏崎市からの花見客
「やっている方大変だと思ったけど、すごく美しかったと思う。」

おいらん役に特別な思い入れを持つ人も。

■小学3年生
「すごかったです。」
■母親
「すごくきれいでした。」

燕市では14日まで「つばめ桜まつり」が開かれていて、市内各地で夜桜のライトアップも行われています。

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