佐藤寛太、松居大悟監督に自らラブコール 長文DMで出演交渉「送らなかったら後悔する」

完成披露試写会に登壇した佐藤寛太【写真:ENCOUNT編集部】

映画『不死身ラヴァーズ』完成披露試写会

俳優の佐藤寛太が8日、都内で行われた映画『不死身ラヴァーズ』(5月10日公開)の完成披露試写会に見上愛、青木柚、松居大悟監督とともに出席した。

原作は、高木ユーナ氏による同名コミック。想いが届き両思いになると姿を消してしまう甲野じゅん(佐藤)と、じゅんに出会う度に全力で恋をする長谷部りの(見上)が繰り広げるラブストーリーを描く。松居監督が10年前から映画化したいと思っていた意欲作となる。

甲野じゅんを演じた佐藤は、学生時代から松居監督作品のファン。俳優で友人である金子大地が松居作品に出ていることを知り、インスタグラムのDMで自身を売り込んだ。「金子大地が出演していて『マジうらやましい』って、2人で真っ裸でサウナ入りながら話していた。その帰り道、DMしてみようかなと思ったけど、失礼かなと思ってできなくて。次の日シラフのとき『送らなかったら後悔する』と思って送った」と明かした。

届いたDMは「巻物のような」分量で、松居監督曰く「3スクロール分くらいあった」という。「お芝居見たことないからチェックしますと返して、それで終わりかなと思ったら『この作品はこのサブスクで見られます』って送ってきた」と佐藤から出演作のプレゼンも。「1つおすすめのものを見たら面白いなって」と感じ、今回の出演につながった。

熱い思いが結実した佐藤は「本当にうれしかった。僕はいま、幸せです」としみじみ。佐藤の行動に、見上と青木は「すごい」と目を丸くしていた。

また、佐藤は「ブラッド・ピットが好き。『ファイト・クラブ』のブラット・ピットが好きなんです。ジムでトレーナーさんに『この体になりたいです』って見せている。そこに近づけるように」と追い求める理想も紹介。もし、ブラット・ピットと対面したら「泣くかもしれないです。いつか会ってみたい」と夢を膨らませた。ENCOUNT編集部

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