青森県信用組合、普通預金の金利17年ぶり引き上げ 0.001%→0.02%

 青森県信用組合は8日、普通預金の金利を現行の年0.001%から年0.02%に引き上げると発表した。9日以降の新規契約と継続契約に適用される。同組合の普通預金金利引き上げは2007年以来17年ぶり。

 日本銀行のマイナス金利政策解除に伴う市場金利の上昇を踏まえた措置。金利水準は、大手メガバンクや他地域の地方銀行の動向を基に判断した。

 通知預金、納税準備預金、貯蓄預金の金利も普通預金と同様、年0.001%から年0.02%に引き上げる。定期積金は年0.002%から年0.025%となる。

 定期預金、大口定期預金、譲渡性預金の金利は預入期間に応じ、現行の利率から0.013~0.148%引き上げ。期間が最も長い5年物の金利は年0.2%(0.013%引き上げ)とする。

© 株式会社東奥日報社