島根県を走るJR木次線では、4月7日から観光列車あめつちが運行を開始。沿線は、歓迎ムードに包まれました。そして、8日には、記念の特別ツアーも開催されました。
運行が始まった観光列車あめつち。
2023年11月に運行を終えたトロッコ列車・奥出雲おろち号の後継となる列車です。
乗客「去年から待ち遠しくてずっと待ってました、感無量です」
あめつちのデザインを監修したのは、映画監督の錦織良成さん。
紺碧色の車体は、山陰の美しい空や海を表現しています。
あめつちのデザインを監修した映画監督錦織良成さん「特にこの奥出雲の深さ、全国に広がる出雲の伝説といいますかね、ぜひ乗っていただければと思います」
運行開始を記念した特別ツアー。参加者は、松江駅から出雲横田駅まで、各地で歓迎を受けたほか、自然豊かな風景にお酒や食事をゆったり楽しみました。
参加した人「観光しながらこうやって飲んで、母となんですけどプチ旅行みたいな感じですごくいいです」
JRと日本航空が協力したこのツアー。列車を降りると、酒蔵などをめぐります。
JR西日本山陰支社川上潤一さん「木次線沿線には多くの酒造会社さんいらっしゃいますので、それぞれの味ですとか、魅力をあめつちを通して知っていただけたらという風に思って企画させていただきました」
今、注目を集める奥出雲地方を走る観光列車あめつち。
沿線の魅力ある観光資源を生かしたこうしたツアーの開催などで、木次線は今後も盛り上がりを見せそうです。