サッカーU-23中国代表の中心選手「日韓にも弱点ある」、パリ五輪出場かけアジア最終予選

サッカー男子のパリ五輪アジア最終予選を兼ねたU-23アジアカップに臨むU-23中国代表の中心選手、陶強龍はこのほど、「日本と韓国にも弱点がある」と語った。

サッカー男子のパリ五輪アジア最終予選を兼ねたU-23(23歳以下)アジアカップがカタールで15日に開幕する。U-23中国代表の中心選手、陶強龍(タオ・チアンロン、武漢三鎮)はこのほど、インタビューで「(グループステージで同組の)日本と韓国にも弱点がある」と語った。

中国スポーツメディアの直播吧によると、カタールで北京時間8日未明に行われたU-23ヨルダン代表との親善試合で唯一の得点を決めた陶は試合後、中国の名物記者、馬徳興(マー・ダーシン)氏の取材に応じ、日本、韓国、アラブ首長国連邦(UAE)とのグループステージについて、「特にプレッシャーは感じていない。日本や韓国と対戦する機会は多くない。彼らの戦術やプレースタイルにも弱点はあるし、私たちにも特徴がある。大事なのは、チームが一丸となって、相手よりも多くの努力を払い、多く走れば、自分たちのアドバンテージを生かして戦える。チャンスはあると思う」と語った。

大会は4チームずつ四つのグループに分かれてグループステージを戦い、各グループの上位2位チーム、計8チームがノックアウトステージに進む。決勝に進んだ2チームと3位決定戦で勝利した1チームが五輪の出場権を獲得し、4位のチームはアフリカのギニアとのプレーオフに回り、勝てば出場権を獲得する。

各世代で代表に選ばれてきた陶のコメントについて、中国のサッカーファンからは「4大会ぶりの五輪出場に期待」「グループステージ突破が目標などと言わず優勝を目指せ」「日韓にも弱点があるのはその通りだと思うが、問題は中国がその弱点をうまく突けるかどうかだ」「正直、日韓に勝つのは難しいと思う」などの反応が見られた。(翻訳・編集/柳川)

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