警察学校で入校式

滋賀県警察学校で8日、この春に採用された警察官の入校式が行われました。

滋賀県警は4月1日付で、去年よりも22人多い警察官81人と一般職員13人を採用しました。入校生94人のうち、27人が女性で、滋賀県警によると、採用人数に対する女性の数は去年よりも3人増えているということです。家族が見守る中での入校式では、一人一人の名前が呼ばれ、体育館に力強い返事が響いていました。この後、中村彰宏県警本部長が訓示に立ち、激励しました。

警察官への一歩を踏み出した田村治聖巡査は「人々に安心を届けられる警察官になる」、千田亜美巡査は「祖父と父から続く3代目の警察官。思いやりを持って誠実な警察官になりたい」、坂上直也巡査部長は「サイバー犯罪捜査官の採用で入った。ワンチームで、滋賀県民、滋賀県を安全安心につくっていきたい」と力を込めました。入校生らは今後、半年から10カ月間にわたって、警察官として必要な法律や逮捕術などを学んだあと、県内の各警察署に配属されることになっています。

© びわ湖放送