日本200カイリ水域内でのサケマス流し網漁に出ていた船が、4月7日に北海道根室市の港に戻り、トキシラズなど約数百キロを水揚げしました。サケマス流し網漁は海水温の上昇などで回遊時期が早まっており、2024年は通常より1週間早く4月3日に漁が解禁されました。4月7日、漁を終えた小型船2隻が根室市の歯舞漁港に戻り、トキシラズやカラフトマスなど約数百キロを水揚げしました。
トキシラズやカラフトマスなど約数百キロを水揚げ
「(漁獲量は)いつもより少ない(出漁が1週間早いので)データがないからこれから先を期待したい」(漁業者)4月8日の競りで、トキシラズは高いもので1キロ8300円といつもの年よりも高値となっているということです。漁は6月末まで行われ、漁獲枠は2050トンとなっています。