市と古河電工が連携協定 製品寄贈や体験会など 平塚市

締結式に出席した矢野執行役員(左)と落合克宏市長

平塚市は古河電気工業株式会社と「安心・安全なまちづくりに関する連携協定」を3月28日に締結した。両者の人的、物的資源を有効に活用することで、市民が安心して安全に暮らせる魅力的な街づくりや地域の産業振興に寄与することを目的としている。

同協定では、同社が平塚事業所で開発製造する折り畳み式止水板20枚と避難時用マット100枚を寄贈。市は簡易止水板の購入費補助や購入を検討する市民への貸し出し、公共施設への折り畳み式止水板の試験的配備を行う。両者の連携した取り組みとしては防災訓練での避難時用マットの体験会などを予定している。

同日、同社平塚事業所で行われた締結式で同社の矢野正三執行役員は「協定をきっかけに他工場と連携などもしてしていけたら」と今後を見据えた。

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