人工サーフィン施設

草津市の烏丸半島に建設予定の複合型観光施設について、市は公募の結果、人工の「サーフィン施設」の建設を採用することになったと発表しました。

複合型観光施設の建設が予定されているのは、草津市下物町の「県立琵琶湖博物館」や「水生植物公園みずの森」がある烏丸半島です。烏丸半島の中央部には、これまで有効活用できていない草津市土地開発公社が所有するおよそ9ヘクタールの土地があり、複合型観光施設を建設するとして、去年8月から12月まで、民間事業者の公募を行っていました。

会見で市は、競輪などの公営競技の運営や、アーバンスポーツの事業などを行うJPFが優先交渉権を得たと発表しました。JPFが提案した観光施設は、「人工のサーフィン施設」です。人工的に波を作り出す装置によって、初心者からプロサーファーまで年間を通じてサーフィンが楽しめるというもので、烏丸半島の周囲の環境や、琵琶湖岸の景観を生かした複合型観光施設になるということです。草津市とJPFは、来月にも契約を交わし、2028年5月の開業を目指すとしています。

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