多くのチャンスも勝利ならず…ファン・ダイク「負けたように感じる」 同点ゴール献上のクァンザーを擁護

写真:ファン・ダイクは多くのチャンスを逃した前半の出来を嘆いた

リヴァプールのキャプテン、フィルジル・ファン・ダイクが引き分けに終わったプレミアリーグ第32節マンチェスター・ユナイテッド戦を振り返った。『BBC』電子版が伝えている。

現地時間4月7日、マンチェスター・ユナイテッド vs リヴァプールの一戦が行われた。試合は2-2の痛み分けに終わり、同勝ち点ながらリヴァプールは2位に後退。得失点差によりアーセナルが首位に返り咲いた。

試合後、ファン・ダイクは「負けたように感じる。またして我々は間違えを犯してしまった」と語り、試合を支配をしたものの、勝利に結びつかなかった一戦を次のように振り返った。

「我々は多くのチャンスを作ったので、試合を終わらせなければならなかった。残念ながら、個人的なミスによって同点ゴールを献上してしまったが、それを修正する時間はたくさん残されていた」

前半15本のシュートを放ったものの1得点に終わったリヴァプール。「少なくとも2点差でリードすべきだった。サッカーではそうしなければ、相手に逆転できると思わせてしまうし、実際にそうなってしまった」と前半に逃したチャンスの数々を嘆いた。

後半の立ち上がり、ジャレル・クァンザーのパスミスを見逃さなかったブルーノ・フェルナンデスが同点となるロングシュートを決めた。ファン・ダイクは相手の同点ゴールにつながるミスをしたクァンザーを「彼は罪悪感を感じるべきではない」と擁護。続けて「サッカーではミスは起きるもの。キャリアを積んだ人なら誰でもミスを犯すし、そこから学ぶしかない」と21歳の若手選手をかばっている。

今週末の結果を受けて、首位アーセナルと2位リヴァプールが同勝ち点で並び、3位マンチェスター・シティが勝ち点差“1”で追走する。さらなる混戦模様を極めたタイトルレースは残り7試合となる。

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