直近6戦未勝利のボーフムがレッシュ監督の解任を発表

[写真:Getty Images]

浅野拓磨の所属するボーフムは8日、トーマス・レッシュ監督(55)を解任したことを発表した。また、アシスタントコーチのヤン・フィーサー氏(37)も併せて解任されている。

2022年9月に解任されたトーマス・レイス前監督の後任として当時最下位だったボーフムの指揮官に就任したレッシュ監督。就任後はリーグ戦10試合で6勝と好スタートを切ると、終盤に失速したが最終節で劇的な残留(14位)に導く見事な手腕を発揮していた。

しかし、今季リーグは開幕から9戦未勝利が続くと、ここまで5勝11分け12敗の15位に位置。自動降格圏とは4ポイント差となっているが、直近6試合未勝利の状況が続いていた。

シーズン半ばでの解任となったレッシュ監督は、公式サイトで以下のようにコメントしている。

「昨シーズン、わずか勝ち点1で最下位に沈んでいたVfLボーフムの監督に就任したが、センセーショナルなパフォーマンスのおかげで残留することができた。私はこのことを決して忘れないだろう。そして、この特別な経験が、私とVfL、この街、そして素晴らしいファンを常に結びつけているのだ。現在と同じように、VfLボーフムが降格せずにシーズンを終え、来シーズンもブンデスリーガでプレーし続けることを祈っている」

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