CL出場権獲得を目指すユヴェントスのロカテッリ 「いくつかの試合は醜いものだった」不振のチームに意見

写真:CLの出場権獲得とコッパ・イタリア制覇を目指すロカテッリ

ユヴェントスのイタリア代表MFマヌエル・ロカテッリが、最近の試合のいくつかは「醜い」ものだと認めた上で、チームの目標はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得であると語った。

現地時間4月7日、ユヴェントスはセリエA第31節フィオレンティーナ戦で1-0と勝利、公式戦2連勝を飾り、リーグ戦では第26節フロジノーネ戦以来の勝利となった。

試合後、ロカテッリは『Sky Sports ITALIA』のインタビューに応じ「我々は苦しんだが、順位とこれからの士気のために勝利することが重要だった」と語り、ボール支配率が25パーセントと苦戦した試合を振り返った。

現在セリエAで3位に位置するユヴェントスは、ここ最近のリーグ10試合で2勝4分4敗と、勝ち点を伸ばせずにいた。ロカテッリは「我々は自分たちを見つめ直さなければならない。いくつかの試合は醜いものだった」と苦戦が続いた2月、3月を振り返り、次のように語った。

「僕は常にチームが団結しているのを見ていたが、自分自身に正直でなければならない。ここからの挑戦は自身と向き合い、全力を尽くし、CLの出場権獲得とコッパ・イタリアの決勝戦進出を目指さなければならない」

2月まで優勝争いに絡んでいたユヴェントスだったが、首位インテルに敗れたことにより潮目が変わり、不振が続いた。ロカテッリはその時の様子を「僕たちはインテルに近づいていると思っていたが、大きな失望を味わい、その代償を払うことになった」と説明している。

CLの出場権獲得とコッパ・イタリア制覇を目指すロカテッリは「ボールをもっと長い時間キープし、ディフェンスラインが深すぎるので改善しなければならない。昨シーズンのようなひどいシーズンでも、僕たちは結果を出した。今シーズンはトロフィーを獲得したい」とシーズン終盤戦に向けて意気込みを示した。

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