川勝知事の辞職の伴う静岡知事選挙 元副知事の大村慎一氏が出馬表明 前浜松市長の鈴木康友氏も擁立に向け調整

川勝知事の辞職に伴う静岡県の知事選挙に元副知事の大村慎一氏が出馬を表明しました。また、前浜松市長の鈴木康友氏も関係者が擁立に向け、調整を進めていることがわかりました。

大村慎一氏(60):
「とにかく全ての県民1人1人の力をいただき、混迷する県政の立て直しに全力で取り組んでいきたい」

大村氏は先ほど県庁で取材に応じ、「出馬の意向を固めた」と話しました。

大村氏は、静岡市出身の元総務官僚で、2010年から2年間静岡県の副知事を務めました。

静岡市の経済界の一部などが大村氏に出馬要請をしています。

一方、鈴木康友氏(66)は、衆議院議員を経て2007年から去年まで浜松市長を務めました。

鈴木氏の擁立を目指しているのは、浜松市の経済界の一部などです。

鈴木氏は静岡朝日テレビの取材に、対応は調整中としながらも、「国政や市政での経験を活かして、県政の舵取りをする決意はある」と話しています。

大村氏と鈴木氏が出馬した場合、相乗りを模索している自民党の対応が最大の焦点となります。

知事選の投開票日は6月30日や7月7日などの案が検討されています。

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