FRB、制約的な政策スタンスの影響検討すべき=シカゴ連銀総裁

[8日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のグールズビー総裁は8日、連邦準備理事会(FRB)は経済にダメージを与えることなく現在の金利姿勢をどれだけ長く維持できるかを検討する必要があると述べた。

ラジオ局とのインタビューで「どれくらいの期間、制約的な金融政策を望むのかについて注意する必要がある」とし、「あまりに長く続ければ失業率が上昇し始める」と述べた。

FRBの金融政策の見通しに関する直接的な発言はなかった。

グールズビー総裁は、経済は堅調だが、今年の成長は2023年よりも鈍化していると指摘。データと国民の経済に対する感覚との間に乖離があるが、自身の意思決定プロセスの一環として前者をより重視していると語った。

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