大通り公園リニューアル、横浜市が事業者公募スタート 26年度中の利用開始目指す

大通り公園=横浜市中区

 横浜市は8日、関内地区にある大通り公園(同市中区)のリニューアルに向け、整備主体となる民間事業者の公募を開始した。飲食店などの設置を認め、収益を公園の維持管理に充ててもらう制度「Park─PFI」を活用。2026年度中の利用開始を目指す。

 市は、全長約1.2キロと細長い大通り公園を8区画に分け、JR関内駅に近い1~3区を先行して整備する。公募では、カフェなどの収益施設とともに、広場や園路といった公共部分の設計プランを8月5~9日に提出してもらう。有識者で構成する委員会の審査を経て、早ければ年内の着工を描いている。

© 株式会社神奈川新聞社